仕様と根拠
推奨表記の規則
RFC 5952 の 4 節に従います。各組の先頭の 0 は省き(4.1)、ゼロだけの組は 0 と書きます。連続するゼロの組が 2 つ以上あれば、最長の連続を「::」に置き換え(4.2.1)、長さが同じなら最初の連続を置き換えます(4.2.3)。ゼロの組が 1 つだけなら「::」にしません(4.2.2)。16 進の文字は小文字にします(4.3)。
入力の読み方
RFC 4291 の 2.2 節に従い、各組は 16 進 1〜4 桁、「::」は 1 回だけ、「::」がなければ 8 組とします。末尾は IPv4 のドット表記でもかまいません。RFC 5952 の 5 節の例にある ::ffff:192.0.2.1 の形(先頭の 5 組がゼロで次が ffff)は、IPv4 を埋め込んだ表記で出力します。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| RFC 5952 A Recommendation for IPv6 Address Text Representation | 2026年10月29日 | 4 節(4.1 先頭の 0・4.2.1 最大限の「::」・4.2.2 1 組だけのゼロ・4.2.3 「::」の位置・4.3 小文字)と 5 節(IPv4 を埋め込んだ表記) |
| RFC 4291 IP Version 6 Addressing Architecture | 2026年10月29日 | 2.2 節(テキスト表記: 各組 16 進 1〜4 桁・「::」は 1 回・末尾の IPv4 ドット表記) |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- アドレスの種類(グローバル・リンクローカルなど)の判定はしません。表記を直すだけです。
- ゾーン ID(fe80::1%eth0 の %eth0)は扱えません。取り除いてから入力してください。
- IPv4 を埋め込んだ表記で出力するのは ::ffff:0:0/96 の形だけです。64:ff9b::/96 などの別の接頭辞は 16 進のまま出力します。
- アドレスが実際に使われているか、到達できるかは確認できません(通信しないため)。
ご利用にあたって
- 出力は表記の変換結果です。取り込み先がハッシュの比較などで特定の形式を要求する場合は、その仕様も確認してください。
- 大量のアドレスはお使いの端末の性能によって処理に時間がかかることがあります。